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2020.7.4
#CLUB251

帰ってきたウルトラヒューマン

出演/MAGUMI AND THE BREATHLESS
GUEST/小池隼人

約半年ぶりのBREATHLESS Liveを観に会場へ行ってきました。
ただただ楽しみという訳にはやはりいかず、期待はもちろん、不安もちょっぴりという複雑な心境でした。
会場への入場一つとっても勝手が違い、中に入ると椅子が設置されており、行き慣れたライブハウスの見慣れない光景に正直戸惑いもありました。
そんな中251のスタッフの方は「一定の距離を保つ目安で椅子を置いているだけなので配信のことは気にせず、立ち上がってもいいですよ。好きにやってもらって大丈夫です。」と仰ってくださいました。
その言葉になんだか気持ちが和らぎました。
後に配信の映像も観ましたが、会場のお客さんが映らないように配慮されており、会場のお客さんにも、配信を観ているお客さんにも楽しんでもらいたい…そんな251スタッフの方の思いを感じ、その配慮、技術に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

Liveはというと配信だからと言って特に変わったことはせず、『いつも通り』のBREATHLESSでした。
アップテンポの曲で畳み掛けたかと思えば、しっとり聴かせ、時にグダグダな場面もありつつ(笑)
個人的にBeautiful Worldのエンディングでは毎回次に何の曲がくるのか?というワクワク感があるのですが、この日はElectronic Dischargeで、今までこの流れあったかな?と意外性もありこの日一番テンションが上がりました。
いいですね、この流れも。
配信終了後、会場ではアンコールが行われ、最後のMagic Blue Caseではお客さん総立ちで大盛り上がりのうちに終了しました。

いつものワンマンLiveの半分くらいの時間でしたが、見応えがあり、大満足なひと時でした。
当たり前のことが当たり前ではなくなってしまった今の世の中で『いつも通り』のBREATHLESSになんだかホッとしたような、『いつも通り』の幸せを噛みしめたようなLiveでもありました。
ステージから見える光景も異様な物だったと思います。
でも、そんな素振りは微塵も感じさせず、いつも通り、いつも以上のステージを魅せてくれました。
何よりメンバーが楽しそうに活き活きと演奏している姿が観られ、こちらも楽しませて頂きました。

今回のLiveは新たなLiveの形を模索しながらも、その始まりの第一歩だったように感じます。
こんな状況ですから、会場へ足を運べず、悔しい思いをした方もいたのではないかと思いますが、アンコールの際、次のLiveに向けての意欲が伺えるMCもありました。
Liveを開催するにはまだまだ厳しい状況が続いているので時間はかかるかもしれません。でもBREATHLESSならきっとやってくれる!社長がなんとかしてくれる!(笑)
今後のBREATHLESSに期待が持てる。そう感じたLiveでした。

まだまだ油断のできない世の中ですが一日も早く、当たり前に音楽を、Liveを楽しめる日常が戻ってきますように。

[set list]
  1. World is burning
  2. Let’s Go !
  3. MY GIRL
  4. 死角のシルエット
  5. Blue Field
  6. Lonely Night
  7. Beatuiful World
  8. Electric Discharge
  9. 七色の変化球
  10. -6m
  11. Atlas
  12. Hey Skies
  13. サブマリン大作戦
  14. ボーダーマーチ
  15. SIM CITY
[en]
  1. ハーメルン
  2. Magic Blue Case